妊娠力アップの冷え取り術

[第1回]【妊娠力】大切なのは「陰」と「陽」の“バランス”

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体をホカホカにすると妊娠力がアップするってほんと!?
不妊に悩むベビ待ちカップル必見、東洋医学のスペシャリストが語る冷え取り術を大公開。

現代の女子は、冷えっぱなし!

あたたかそうな格好をしていても、手をにぎったり、足首やお腹をさわると、ヒンヤリと冷たい…。
そんな女性が増えています。

過剰な冷房の効いた部屋で1日を過ごし、冷蔵庫でキンキンに冷やした飲み物で渇いた喉を潤す。
体を冷やす白砂糖や、血流を滞らせるトランス脂肪酸が多く含まれたファーストフード・インスタント食品中心の生活。

そして、忙しいからといって湯船につからずシャワーですませてばかり…。
私たちは知らず知らず体を冷やすことばかりして、暮らしているのです。

東洋医学の考え方でいうと、あらゆるものごとは「陰」「陽」に分けられます。冷えは「陰」に属し、発熱やほてりは「陽」となります。大切なのはその“バランス”。陰に傾きすぎてもいけないし、陽になりすぎてもいけません。しかし、現代の生活には「陰」になる要因が多すぎて、意識して「陽」に向くようコントロールをしていないと、すぐに「陰」に傾いてしまうのです。

日本人の平均体温は50年ほど前に比べて1℃ちかくも低くなっていて、現代人の80%が低体温傾向にあるといわれています。

体温が下がると怖いのは、免疫力が低下するからです。一般に免疫力は、36.5〜37℃の体温のときに高く、それより低いと少しずつ低下することがわかっています。妊娠する力も、当然衰えていくと考えられます。

私の治療院でも、不妊が続く女性には共通して「冷え」がみられます。もちろん婦人科疾患などむずかしい要因もあるのですが、鍼灸などの治療で冷えが改善する時期と、不妊治療の結果が出て妊娠する時期がだいたい一致しています。

体を温めることは、自然治癒力を向上させ、免疫・自律神経など、人間の隠れたさまざまなちからを引き出すことにつながります。「妊娠力」も例外ではないのです。

公開日:2015/02/03