Q え、ウソ…！？妊娠初期の出血って本当に大丈夫なの?

出血!となると「赤ちゃんは無事なの!?」と、ものすごく心配になりますね。

でも出血＝赤ちゃんのピンチ!とは限りません。妊娠初期に出血があったという妊婦さんは意外と多く、約3割が経験しているようです。一般的に妊娠初期に多いのは胎盤ができていく過程での出血で、危険なものではないことも多いのだそうです。トイレに行ったときにティッシュにちょっとつくような少量の出血は、まず心配ないと聞きますが、必ず病院に連絡をして症状を伝え、指示をもらってくださいね。

いっぽう真っ赤な鮮血の場合は危険なことが多いそうです。出血の量も多くて痛みや張りも伴うようならば、すぐに病院に連絡をしなくてはいけません。

おりものについては、妊娠するとホルモンの働きで量が増えます。これは雑菌から赤ちゃんを守るための生理的な現象なのでとくに心配はいらないようですが、異常に量が多い、臭いが強いなど、気になる症状があるときはやはり受診しましょう。

おりもの＆出血ともに、流産の危険が隠れていることもまれにあります。決して自分で判断せず、病院に電話するか受診するようにしましょう。これから長く続く妊婦生活。心配事はどんどん先生や助産婦さんに相談するようにし、安心して過ごせるようにしたいですね。(2011/1/3)