Q 部屋がとても寒い！「子供は大人より1枚少なく」の服装で本当に問題ない？

寒い季節の服装は「赤ちゃんは大人より1枚多く、子供は大人より1枚少なく」が基本と言われています。

運動量の少ない低月齢の時と比べて、9カ月の赤ちゃんは、ズリバイやハイハイが始まってどんどん活発になってくる時期ですよね。それなのに厚着をさせると動きにくく、運動量も落ちてしまいがちに。身体を動かすことは子供の成長にとってとても大切ですし、大人よりも1枚少なくして動きやすい服装にしてあげましょう。

また、丈夫な身体にするためにもやっぱり薄着がおすすめ。気温の変化をきちんと皮膚で感じることで自律神経が鍛えられ、体温調節機能も発達するそうですよ。薄着だと風邪をひかないか心配ですが、厚着に慣れてしまうと身体が寒暖の差に対応できず、逆に風邪をひきやすくなるそうです。たくさん着せすぎたことで汗をかき、体が冷えて、かえって風邪をひいてしまったという話もよく耳にします。

子供は体温が大人よりも高いので、寒くても案外平気なものですよ! それに毛細血管が未発達な3才頃までは、子供の手足は冷たいのが普通なんだそうです。だから腹巻きやブルマは必要なく、いつも通りズボン1枚でOK。

上は半袖肌着＋長袖Tシャツでいいと思います。寒いとトレーナーのほうがいいのでは?と思いがちですが、ブカブカする厚手のトレーナーよりも身体にフィットするTシャツを着るほうが、保温効果が高いそうですよ。寒さが気になるときは首元が詰まっているタートルネックの長袖Tシャツがおすすめです。

もちろん寒くて震えていたり、唇の色が悪い時には1枚プラスしましょう。様子を見てママが脱ぎ着させ、調節してあげるのがいいと思います。(2011/2/24)