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Q 最近よく聞く、「若年性更年期障害」って?

つい先日テレビで知ったのですが、若年性更年期障害というのは一体どういった症状で、どういった治療をしていくのでしょうか?もしかしたらあてはまっているかもしれないと思い、教えていただきたいので宜しくお願いします。
更年期障害というのは、閉経時期の前後に現れる体調や精神上のトラブルをまとめて呼ぶんですよね。たとえば、顔がほてったり汗をかいたりするのに手足は冷える、寝付きが悪い、肩こりや腰痛、関節痛、頭痛、めまいなどがある、気分が落ち込む、イライラしやすい…などが代表的な症状ですが、どれが現れるか、どの程度現れるかは個人差が大きいそうです。日常生活に差し支えるほど重症の人もいれば、ほとんど感じない人も。

閉経時期(50歳前後)のホルモンバランスの崩れが原因なので、一般的に「更年期」というのは、40〜50代をさします。ただ、最近20〜30代の女性でも月経不順とともにこういった症状が現れる人が増えていて、これを若年性更年期障害というようです。

仕事や人間関係のストレス、ダイエットなどで極端な体重の変動、喫煙などで自律神経の働きが乱れ、ホルモンの分泌に影響を与えるためにさまざまな症状が出ると考えられているようですよ。

もし何か不安なことがあったら、婦人科を受診して相談してみてくださいね。(2011/3/12)

公開日:2015/11/18