Q 稽留流産後の手術で細菌感染…この影響で卵管は詰まったりする?

細菌感染による高熱が出たということは、頸管や子宮が炎症をおこしたということ。もし卵管で炎症が起きた場合は、影響を受けて詰まる可能性もあるそうです。ただ、それがどの程度の確率で起こるものなのかは、よくわかりません。

卵管は、性感染症や子宮内膜症などの影響で詰まることが知られていますが、実は、大腸菌などの雑菌による炎症で、本人がまったく気付かないまま詰まってしまうことも多いそうです。細くてデリケートな器官なんですね。

詰まっているかどうかは、卵管造影検査を受けるとわかります。軽い詰まりだと、検査時に卵管に薬剤を流し入れるだけで治ることもあるそうです。

普段気がつかないけれど、女性にとってはとても大事な臓器。もし不安があったら、婦人科で相談してみてください。(2011/3/19)