医師が伝授!自宅で出来る不妊克服法

気がつかないうちにやってるかも…?!【着床期】のNGな過ごし方って何?

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なかなか着床しない…という方へ

体外受精における着床期の過ごし方として、一般的な病院では「普通に過ごしてください」と医師から言われると思いますが、実は「してはいけない行動」があります。

例えば、体外受精の際に「いい卵」が採れたのに受精後に移植しても着床しなかった…
というケースを繰り返される方は、まず着床障害検査をおこないます。

これは不育症の検査と 似ているのですが、「赤ちゃん」というものに攻撃する抗体がないか、赤ちゃんにいく血管が詰まっていなか、また夫婦同士の相性が悪いため、赤ちゃんを異物としてとらえていないかという検査です。

検査で問題があればその問題に対する治療ができるのですが、それでもうまくいかない場合は移植後の生活に問題があります。
胚移植後、普通の生活をしろと言われている人もいますが、それがダメな人もいるんですね。

自覚症状は無いのですが、子宮は「収縮」するんです。
収縮が強くなると生理痛に似た軽いお腹の痛さが伴います。
子宮が収縮してしまうとお腹がぎゅっとなるため血流量が減ってしまいます。
ですからそれで妊娠が難しくなってしまうんですね。

だから私たちは体外受精後の行動をきっちりと指示するんです。
例えば、風呂掃除布団の上げ下ろしは禁止食事ぐらいは作っていいけど掃除は極力しないなどです。
特に子宮腺筋症や子宮筋腫がある人は注意しています。


なぜならこういった症状をもった方たちは子宮の収縮が起こることが多いからです。

それからウォーキングをして子宮の中のVEGF(血管の形成を促す糖たんぱく質)という成長因子を増やす方法もお勧めです。
VEGFとは子宮の中で毛細血管を作るんです。

子宮の中は毛細血管が多いほうが血が十分にかよってふかふかのベッドができるんです。

最後は着床の窓(着床するのに最も適した時期)です。
着床の窓が少しずれている人がいるんですね。

パチンコのチューリップと一緒で、ひらいているときに玉が落ちてこないとダメなんです。
そしてこの窓は大体一日半で閉じられてしまいます。

あと当院でそろそろやろうかと思っている方法で、遺伝子を解析する方法があるんです。
前もって子宮の中の内膜をとっておいて海外へ送り、遺伝子解析してもらうんですね。

実は着床しやすいときに現れる遺伝子があるんですが、それがいつでるのかを解析する方法なんです。
着床の窓がいつなのかはこの方法で分かるんですね。

そして着床の成功についてはやはり事前の運動・努力が実を結びます

同じ姿勢で座ってPCばかりいじっている人は注意です。
脳がストレスを受けてしまいますからね。

公開日:2016/02/25