子宝成就!?不妊体質を漢方で改善!

マーガリンで排卵機能の悪影響!?不妊にルイボスティー、葉酸は必要!?

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京都・健伸堂薬局の漢方薬剤師・不妊カウンセラーの古村滋子先生、古村恵利子先生、竹下厚子先生に「漢方と不妊」についてインタビューをしてきました。

こちらの健伸堂さんの不妊克服の実績は、なんと、過去12年間で、1,343人の方が妊娠されています。(2015年11月現在)2015年は172名の方がめでたく妊娠されたようです。

漢方でたくさんの方が妊娠されていますが、それはなぜなのか、ママニティに寄せられた疑問やお悩みと共に聞いてきました!

Q,トランス脂肪酸(マーガリンなど)は不妊になりやすいと聞きましたが、本当ですか?

排卵機能に悪影響と及ぼすと言われていますね。
簡単にいうと、
トランス脂肪酸がLDL を増加させる⇒トランス脂肪酸LDL(悪玉コレステロール)を増加させる⇒体内の血流が悪くなる⇒妊娠しにくくなる
といった感じでしょうか。

一般的にトランス脂肪酸はLDL(悪玉コレステロール)を増やし、HDL(善玉コレステロール)を減少させ、動脈硬化、心筋梗塞、アトピーなどのアレルギー性疾患を発症させるといわれ、身体によくないと言われています。

不妊症との関連についてはまだ確かなことはわかっていないようですが、アメリカのハーバード大学の発表では排卵機能に、悪影響をもたらし、不妊症の原因になっていると指摘しているようです。

Q,不妊にルイボスティーは良いと言われて飲んでいるが、本当に意味があるのか。

薬局を始めて約30年経ちますが、以前より花粉症やアレルギーの人がよく飲んでいました。

ルイボスティーは抗酸化作用があり、多くのミネラルを含んでいて、活性酸素を除去する効果があるので血管の錆びを防ぐのに良いとさてれています。

血管が錆びた状態では、全身の老化が進み、生理機能が衰えていきます。
血液の循環が悪くなると、漢方で言うと「おけつ」状態になりますので、妊娠しにくくなります。

子宮も卵巣も血管から出来ていますので、血流が悪くなると、当然影響を受けます。
また、活性酸素が増えると、排卵障害や卵巣機能の低下につながります。

ルイボスティーは亜鉛、K(カリウム)、M(マンガン)などのミネラルを含んでいます。

亜鉛…ホルモンを正常に保つ働きがあるとされています。
K(カリウム)…ミトコンドリアの働きを活性化するので、卵巣の働きが良くなると言われています。
M(マンガン)…精子の運動率を上げる作用があると言われています。

ルイボスティーと漢方を一緒に飲んでも問題はありませんし、精子の運動率を上げますので男性にも良いですね。

Q,喫煙、飲酒、カフェインは必ずやめないといけないのですか。

喫煙

喫煙は”百害あって一利なし”と言われていますので、辞めていただきたいですね。カウンセラーとして、まず第一に、当事者に言わなければならない事項です。

喫煙習慣は卵の質を悪化させ、卵が早く減少するため、早く更年期を迎えます。
子宮内環境がタバコの影響で汚染され、受精障害、着床障害、流産、死産の可能性が高くなります。

また、低体重児になりやすいことがわかっています。タバコ1本あたりにつき、約10gほど小さい赤ちゃんが生まれるともいわれていますので、女性の方は必ず辞めて欲しいです。

男性の喫煙は奇形精子が多くなるといわれています。
よく見られますのは、奥様は吸っていないけれども、旦那さまだけ吸っている、というパターンです。受動喫煙も良くないです。

先ほどご夫婦でご相談に来て頂いたのですが、旦那様の方はきっぱりやめると仰ってました。
奥さんに言われるより、第三者に言われる方がききますよね!

飲酒

卵子の質とアルコールの因果関係は今のところわかりません。
もともとお酒は古代よりお薬として使われてもいたので、完全に悪い!というものではないのですが、妊娠初期の胎児の成長には特にアルコールはよくないので、妊娠前から酔うことがない程度にお酒をセーブ出来るようにしておくとよいですね。

カフェイン

カフェインが直接、不妊に結びつくことはないですが、、量は制限された方が良いと思います。取りすぎると卵巣や卵子の機能低下をもたらすともいわれています。
カフェインは(東洋医学の陰陽の概念では)陰性に属し、体を冷やす作用がありますので、冷えを感じる方は避けられたら良いと思います。
コーヒーの場合は1日1、2杯程度、なるべく薄めにして飲んだりなどの工夫をしてもらっています。

Q不妊治療中、葉酸をとる必要はありますか。


不妊治療中に、積極的にサプリメントで摂っている方が多いです。我々は食事を大事にしていますので、毎日の食事で取り入れてくださいと言ってます。

葉酸は特に妊娠初期には重要な栄養素で、赤ちゃんの発育や、血液を作ることにかかわる働きをしています。
葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害や貧血を起こす危険性があります。胎児の発育に必要なものですので、摂取は妊娠されてから摂っても遅くないと思います。

また、化学合成された葉酸サプリなどは、不必要な成分が入っていたりしますので、できる限り自然のもの、たとえば葉酸を含んでいる野菜(ブロッコリーなど青葉)から取ることが安全だと思います。

ただ、葉酸は熱に弱く、水に溶けやすいのでスープにするなど工夫することをお勧めしています。また、サプリとしてはナツメやサージをおすすめしています。

ただし、葉酸の1日の接取量は400マイクログラム(0,4 mg/日)ですので、過剰摂取にならないよう注意してください。

不妊治療中に食べちゃダメなものは?


食べてはいけないものはありません。ただ、バランスの問題で、毎日コンビニやファーストフード、菓子パンなどで食事...となると、いくら漢方などを頑張っていても影響はかなり大きいですね。

人間の身体は食べたものから血や骨を形成していますので、やはり食生活を見直さないと本当の効果が出ませんし、本当の意味での健康にはならないと思います。

生活習慣や自然環境と自身の体を切り離して考えているかたが多いです。
例えば、どれだけ不摂生な生活を送っていてもビタミンサプリ飲んでおけば大丈夫だろう、とか思われているかたもいます。

実はそうではなく、”何かだけ”すれば解決するのではなく、全体を改善しないと体は変わってきませんね。

公開日:2016/03/09