Q 2人目妊娠希望。「ナボット嚢胞」は不妊原因になりますか?

子宮口付近には、おりものの一部となる粘液を分泌する孔(こう・穴)があります。ナボット嚢胞は、炎症などによってその孔がふさがってふくらみ、袋状になっているものを言うそうです。良性なので特に治療の必要はないと言われていますが、生活に支障がある場合は切開することもあるそうです。

ナボット嚢胞が不妊原因になるという話は聞いたことがありませんが、いずれにしても、妊娠希望で37歳なら、受診したほうがいいと思います。

以前、取材した不妊治療専門の医師は、「妊娠を希望し準備をしているのに、半年間子どもができない場合は何か原因があることも疑ったほうがいい。特に、35歳を過ぎているなら迷わず受診して」とおっしゃっていました。

できれば不妊治療に力を入れている婦人科、あるいは、敷居が高いようでしたら、一人目を出産した病院の婦人科を受診し、妊娠を希望していることを伝え、ナボット嚢胞について相談してみてはいかがでしょうか。(2011/9/26)