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Q 妊娠中にカフェインNGの理由は?

妊婦中は、カフェインの多く含まれている飲み物をなるべく避けた方がよいといわれますが、なぜですか?また、カフェインの少ない飲み物にはどんな種類があるか教えてください。ちなみに、現在はコーヒーをやめ、ほうじ茶を飲むようにしています。
カフェインには、興奮作用や神経を刺激する作用があるんです。

カフェインは胎盤を通り抜けて胎児にも伝わりますが、肝機能が未熟なため、カフェインが体内に長くとどまると考えられています。生まれた子どもに落ち着きがない、眠りが浅い、イライラする…などの症状が表れることがあるそうです。また、海外の研究では、流産や死産のリスクを伴うこともあるようです。

でも、これらはいずれも“大量”に摂取した場合(目安としてコーヒー1日8杯以上)。前に取材した産科の先生は、1日に1〜2杯くらいなら問題ないと言っていました。

カフェインの入っていない飲み物は、麦茶やルイボスティー、たんぽぽコーヒー、デカフェコーヒーなど。ほうじ茶にはごく微量ですがカフェインが入っているようです。

ハーブティーはカフェインは入っていませんが、妊婦に適さない種類もあるようなので、飲む前にお店の人に相談して、パッケージをよく確認してくださいね。(2012/4/16)

公開日:2016/07/13