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【不妊】、【妊娠準備】、【悩み】

Q 卵子の老化を防ぐことは可能?

女性は35歳になると、卵子が衰え妊娠しにくくなると聞いた事があります。二人目が欲しいのですが、なかなか出来ないし、もうすぐ35歳になるので焦ってます。女性ホルモンによい と言われるサプリメントをのめば卵子も衰えないのですか?
確かに女性は35歳頃から卵子の老化がはじまり、妊娠率は低下していきます。これは動物としての自然の摂理なんです。

でも、30代後半、40代になって妊娠・出産する人もいますから、それまでの生活習慣が影響することも多いと言われています。つまり、若くても不健康な生活の人は妊娠しにくく、逆に40代でも体が健康で老化が緩やかなら、妊娠の可能性はあるということ。

巷には、ルイボスティやポリフェノール、イソフラボンやマカなど、妊娠にいいと言われる情報があふれていますが、効果は証明されていないそうです。前に取材した不妊治療の先生は「科学的な根拠はないけれど、これが効く!と信じることで前向きなパワーが生まれることもあるから、試したいと思ったら試してみればいい」と言っていました。

そして、なるべく毎日をリラックスした状態で過ごし、偏った食事は避け、規則正しい生活を送ることが何よりも大切なのだとか。血液の流れをよくするため、適度な運度や冷え予防を心がけるのもいいそうですよ。

まだ35歳。自分自身の身体とその可能性を信じていいと思いますが、二人目を強く希望していて不妊治療も視野に入れているようでしたら、早めに受診することをお勧めします。(2012/7/16)

公開日:2016/09/22