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Q 自己免疫性肝炎で薬服用、赤ちゃんは?

現在自己免疫性肝炎にかかりステロイドを内服しています。赤ちゃんに影響する薬とのことで…でも赤ちゃんがすごく欲しいです。先生に相談してますが薬はやめられないと…治る見込みはないんでしょうか??
難しい病気を抱え、妊娠、出産への不安。お気持ちお察しします。「自己免疫性肝炎」は10〜20歳代と40歳以降の女性に多く発症する肝臓の疾患で、自己免疫の異常により自分の免疫細胞が肝臓を攻撃してしまうんですよね。特に自覚症状がなく、健康診断で偶然発見されることも多いそうです。

お薬の副腎皮質ステロイドでよくなりますが、治ったかどうかの判断が難しいため、長期に薬を服用しながら様子をみることになるみたいですね。でも、治療法が進歩してきたため、薬を服用しながら妊娠・出産するケースも増えてきているそうです。

心配されているように、薬が胎児に影響を与える場合があるため、主治医と妊娠のタイミング等よく相談すること、そして、妊娠・出産時には、肝臓の専門医と産婦人科医の連携が必要といわれています。まずは、主治医とよく話し合うことが糸口になると思います。

この病気で治療を受けながら妊娠・出産した人たちがインターネットのブログでいろいろ情報を発信しています。参考にしてみてはいかがでしょうか?(2013/4/9)

公開日:2017/04/13