【子どものメンタル変調】仲良し親子ほど危険な理由とは?
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小学校に入学したばかりの子どもをもつ女友達と久しぶりにランチ会をした時のことです。
「学校に行きたくないっていうの」
「熟睡できていないみたい…」
と、子どもの様子を話すのです。
これはもしかしたら…と思い、私は子ども専門のメンタルクリニックでカウンセラーをしている知り合いを彼女に紹介しました。
なぜなら、最近、子どもの「うつ病」が増えていると専門家から聞いたことがあったためです。
子どもも「うつ病」になる!
少し前までは「うつ病」は大人が発症するものだと言われていました。
しかし、今は学校やカウンセリングの場で「うつ病」の症状を抱える子どもの姿を多く見るようになりました。
なぜなのでしょう?
しかし、今は学校やカウンセリングの場で「うつ病」の症状を抱える子どもの姿を多く見るようになりました。
なぜなのでしょう?
理由は失敗経験の少なさ!
今の子どもは失敗経験が少ないそうです。
そのため、
そのため、
- 友達に傷つくことを言われた
- 学校で恥をかいた
子どもがストレスから学校に行けなくなるケースは、珍しいものではなくなっているのです。
子どもの弱さは親にも原因が?
最近では「友達親子」と呼ばれるような親子関係を頻繁に見かけます。
専門家によると、この「友達親子」が子どもの弱さに関連しているとの見方もあるそうです。
親子の仲が良いだけなら問題はありません。
しかし、仲が良すぎるあまり、親がいつも子どもにベッタリしていて身の回りのことを先にやってしまうと、その分だけ子どもは失敗経験ができなくなります。
普段の生活で失敗することに慣れていないからこそ、学校生活における失敗が子どもにとって「人生の終わり」かのようなダメージを与えてしまうのです。
専門家によると、この「友達親子」が子どもの弱さに関連しているとの見方もあるそうです。
親子の仲が良いだけなら問題はありません。
しかし、仲が良すぎるあまり、親がいつも子どもにベッタリしていて身の回りのことを先にやってしまうと、その分だけ子どもは失敗経験ができなくなります。
普段の生活で失敗することに慣れていないからこそ、学校生活における失敗が子どもにとって「人生の終わり」かのようなダメージを与えてしまうのです。
普段から気をつけたい3つのこと
1:自分のことは自分で
親が手を出した方が早いケースはありますが、子ども自身に「自分のことは自分で」やらせるようにしましょう。
2:自己肯定感を育てる
子どもは親からの愛情を感じられれば、「自分は必要とされている」と感じやすくなります。
その結果、自然と子どもの自己肯定感を育むこともできます。
その結果、自然と子どもの自己肯定感を育むこともできます。
3:子どもの変化に気付く
- 食事の量が目に見えて減った
- 寝不足・寝過ぎの状況が出てきた
- 落ち込んでいる状態が2週間以上も続いている
といった症状は、子どもの心に変調が起きているサインである可能性があります。
子どもが辛そうなら、少しでも早く心療内科や精神科を受診しましょう。
季節の変わり目や連休前後は、子どもの心にストレスがかかりやすいタイミングです。
親子の関係を見直しつつ、子どもの成長のために何ができるか、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。
子どもが辛そうなら、少しでも早く心療内科や精神科を受診しましょう。
季節の変わり目や連休前後は、子どもの心にストレスがかかりやすいタイミングです。
親子の関係を見直しつつ、子どもの成長のために何ができるか、あらためて考えてみてはいかがでしょうか。
美郷(misato)
お酒&お肉LOVEの妊活中ライター。2つ年上の旦那と東京で2人暮らし。毎日の食生活や運動を意識しながら、自分の子どもを妄想しつつ世界各国の育児ノウハウを収集中!
お酒&お肉LOVEの妊活中ライター。2つ年上の旦那と東京で2人暮らし。毎日の食生活や運動を意識しながら、自分の子どもを妄想しつつ世界各国の育児ノウハウを収集中!
公開日:2016/04/26