ママニティ大百科

おむつなし育児のはなし
2.赤ちゃんだって気持ちよく排泄したい!
今、育児書などでは、トイレトレーニングは、
1.膀胱に尿をしっかり貯められて排尿間隔があく
2.尿意がわかりそれを伝えられる
3.トイレまで歩いていける
この3つの条件をクリアしてから始めるように言われています。実際、この3つの発達の条件が整わないと、子どもの排泄は自立しません。

でも、実は、ここに大きな誤解があります。

小さな赤ちゃんは、わけもわからずおしっこやうんちを垂れ流しているわけではないんです。「おしっこ・うんちしたい」という感覚はあるし、「おむつの外でしたい」という本能も備わっています。

赤ちゃんがグズグズしているから「おしっこでたのかな?」とおむつを開いた途端に、ジャーっとしてしまう…そんな経験をしたお母さんは、多いのではないでしょうか。このとき赤ちゃんは、「おしっこしたいよ」と訴えていたんですね。

大人だって、パンツが濡れたら気持ちが悪いし、ましてやパンツを履いたままうんちなんて、とてもできないですよね。赤ちゃんもまったく同じ。

私たちは、「家や服を汚されたくない」という大人の都合で、赤ちゃんに「おむつの中で排泄してもらっている」のかもしれませんね。

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