ママニティ大百科

おむつなし育児のはなし
■おむつなし育児実践編
仲間をつくって乗り越えよう
おむつなし育児をしていると、二つのハードルを経験することがあります。

ひとつめは、家族の反対です。日本のような先進国では、おむつなし育児に対して批判的な面があります。ご主人の理解を得られず、「体の準備が整ってから、トイレでさせればいいのに」「そんな小さいうちからかわいそう」と言われたり、時に、虐待していると思われることもあります。

もうひとつのハードルは、イヤイヤ期。寝返りやハイハイができるようになると、自分で自分の体が動かせるようになり、また、自我も芽生えてくるので、おまるやトイレの上で抱っこされることに抵抗を始めることがあります。立った姿勢とか、うつぶせの姿勢、あるいはおまるでなくお風呂場や床の上など、別の姿勢や別の場所で排泄したがるようになるのです。

この「イヤイヤ期」は、生後5〜6か月頃から1歳過ぎ(時には2歳近くまで)にほとんどの赤ちゃんに見られるもので、「排泄の自立」前の、思春期でいう反抗期みたいなもの。ここを過ぎると、またトイレやおまるでするようになることがほとんどなのです。

次ページへ続く

おむつなし育児のはなし
ママニティ大百科TOP
妊娠・出産・育児ママニティ
(C)BELLSYSTEM24, Inc