もし地震がきたら?行動マニュアル(外出時編)

外出時も被災に備える

外出するときも必要最低限の防災対策を!

ベビーカーには子守バンドを入れて

大きな地震が発生すると、アスファルトの道路に地割れができたり、地面が陥没したりすることもあります。

ベビーカーのまま避難することができなくなることも考えて、子守バンドやおんぶひもを必ずベビーカーに入れておくようにしましょう。

バッグにペンライトと笛を

外出する時のおすすめの防災グッズは、ペンライトと笛。

デパートや地下街が地震で停電すると真っ暗になってしまいます。足元の危険を照らし、安全に避難するためにペンライトが効果を発揮。

また、がれきの下などに閉じ込められた時、叫んで助けを呼ぼうとしても、ショックで大声が出なかったり、叫び続けて声が出なくなることも。そんな時に笛が役立ってくれるのです。

また、ケガで病院に運び込まれるなど、万一のことにも備えて、免許証など身分を証明するものを持っていない人は、名前や連絡先を書いた名札をバッグに入れておくといいですね。

季節にかかわらず帽子を

お出かけの時は、季節にかかわらず子どもに帽子をかぶせておくのも防災対策のひとつ。

つばの広い帽子なら上からガラス片などが降ってきた時に顔を傷つけずにすみ、頭も保護することができます。

子どもは自分で身を守ることができないので、ママがしっかり備えてあげて。

ここが安全!ここはキケン!

逃げ込むのに安全な場所と、どこにどんな危険があるのかを知っておこう。

安全な場所はここ

外で地震が発生したとき、比較的安全と言われている場所は、「学校、公園、広場、農地」など、広くて倒壊する建物や落下物の恐れがない所。

また、しっかり根の張った大きな街路樹の下は、広げた枝葉が傘の役割も果たしてくれます。

市街地

街中には、自動販売機や電柱、信号機、歩道橋、橋など倒れる可能性のあるものがたくさんあります。ビルからはガラス、看板、タイル、壁などが落下してきます。

地震が起きたら、まずこれらのものから素早く離れるようにしましょう。

揺れがひどくて動けないときは、とりあえずその場所で、バッグなどで子どもと自分の頭を守り、揺れが落ち着いたらすみやかに避難を。

住宅街

住宅街で危険なのは、ブロック塀が倒れてきたり、エアコンの室外機や屋根の瓦が落下してくること。

屋根の瓦は一枚ずれると、次々に崩れ落ちてくる危険も。

ベランダに植木鉢が並べてあるお家も多いので、これらの落下物にも注意が必要です。

地震がおきたらブロック塀からすぐに離れ、落下物から身を守りましょう。

道路

突然の地震で、走っていた車やバイクがハンドルのコントロールを失い、歩道に突っ込んでくることもあります。

また、マンホールがコンクリートの筒のまま地上にせり上がってくることも。

地震のときはマンホールからすみやかに離れて。

神社・寺院

緑地が多く広いので安全な場所でもありますが、鳥居や石灯籠の倒壊、屋根瓦の落下など危険なものもたくさんあります。

もし避難する場合は、建造物のない見晴らしのいい場所を見つけるようにして。

駐車場

駐車場も広々しているので一見安全ですが、車が振動で動いてぶつかると、炎上する恐れがあります。

車がたくさんとまっている場合は、駐車場には避難しない方がいいでしょう。

エレベーターの中

避難するときには使わないこと。中で地震がおきたら、最寄階のボタンを押してすみやかに降りるようにしましょう。

もし閉じ込められてしまったら、中の非常用ボタンや携帯電話で外部と連絡を取り、助けを求めます。

なかなか連絡がつかないからといって、自分で脱出しようとするのは絶対止めましょう。映画のように、ドアや天井をこじあけて自力で外に出ることはほとんど不可能。

あきらめずに外部に知らせて救出を待ちましょう。

テーマパークや映画館

会場についたら、まず避難経路や非常口を確認しておくこと。

テーマパークなどでは園内マップで避難ルートを確認し、はぐれた時の集合場所なども決めておくといいですね。

映画館やコンサートホールでは、柱が少ないので天井や2階席が崩れたり、照明などが落下する危険が考えられます。地震のときは観客が非常口に殺到して将棋倒しになることも。

席が自由に選べるときは、1階の非常口近くに座るのがベスト。

デパート・スーパー

ショーウィンドウや窓ガラス、家電製品、陳列棚からできるだけ早く遠ざかり、テーブルの下や階段の踊り場、エレベーターホールなど、広い空間に避難しましょう。

モノがたくさん落ちてくるときは、買い物カゴをひっくり返して頭から少し浮かせた状態でかぶります。

レストラン街は火災の危険もあるので注意を。

多くの人が集まる場所なので、地震がおきると階段や出口に人が殺到します。できるだけ人の波を避けながら、子どもの手は絶対離さず、小さな赤ちゃんは抱きかかえて避難を。

地下

地上より地下の方が構造的に地震に強いと言われているので、「慌てずパニックにならない」ということをまず心得て。

地下街の地震で一番怖いのが、停電などが起きて集団パニックがおこること。

真っ暗になっても必ず非常灯がつくはずなので、しばらくそのまま待ちましょう。周りの人と声を掛け合い助け合い、冷静に行動して。

もし電気がつかなかったら、壁伝いに進んで出口を見つけます。ペンライトをいつもバッグに入れておいたり、携帯電話のディスプレイなども暗い中では効果的です。

地下鉄に乗っている場合は、震度7になると緊急停止するので車内アナウンスに従って避難を。

駅構内は非常バッテリーが作動して誘導灯が点灯するので、駅員の誘導のもと線路を歩いて最寄の駅から避難しましょう。

車の運転中

一般的に、運転が困難になると言われているのは震度5強の地震。軽いめまいのようなものを感じたりハンドルを取られたりします。

運転中に地震がきたら、落ち着いて車を安全な場所にとめましょう。急ブレーキや急ハンドルを避け、周囲の車に気を付けながら道路の左側に駐車。

ラジオで地震情報や交通情報を聞いて、その状況に応じた行動を。慌てて車から飛び出したりせず、周囲の安全を確認しましょう。

大きな地震のときは道路にひび割れができたり、土砂崩れがおきたり、そのまま車で避難すると危険なこともあります。

渋滞が発生したり、救急車など緊急車両が通れないなど混乱もおこるので、「避難には車を使わない」のが基本。

車から離れる時は、エンジンを切り、キーは付けたまま、ドアのロックはしないで。貴重品は車内に残さないようにしましょう。