簡単!授乳テクニック

授乳するとき、赤ちゃんにおっぱいをくわえさせることを「ラッチ・オン」といいます。「赤ちゃんがうまく飲めない」「母乳があまり出ていないような気がする」という人は、この「ラッチ・オン」がうまくいっていないのかもしれません。

まず、お母さんの姿勢。赤ちゃんの頭だけおっぱいに寄せるのではなく、赤ちゃんの体全体をおっぱいに寄せるようにして抱っこしましょう。縦抱きでも、横抱きでも、どちらでもOK。

腕が疲れるときは、お母さんの膝にクッションなどをおき、その上に赤ちゃんを乗せて抱っこするとラクです。

illust_e_240_16_0_f

おっぱいをくわえさせるときは、赤ちゃんの口を大きく開けさせて、親指と人差し指で乳房をつまんで押し込みます。このとき、赤ちゃんの頭を動かして乳房に寄せようとすると、頭をのけぞらせたり、乳首を噛んだりすることがあります。だから、乳房を赤ちゃんの口に差し込むようなイメージ。

f_240_16_0_f

また、乳首だけではなく、赤ちゃんの口のなかに乳輪がすっぽり隠れるくらい、深くくわえさせます。乳輪の上側よりも下側のほうを、より赤ちゃんの口に深くくわえさせると、赤ちゃんが吸いやすくなります。

g_240_16_0_f

正しく「ラッチ・オン」できた赤ちゃんの唇を見ると、外側に向いて、ラッパのような形。赤ちゃんの口が大きく開いて隙間なくおっぱいに吸着されています。

h_240_16_0_f

赤ちゃんがあごをゆっくり動かして、おっぱいを「ゴクゴク」と飲んでいればOK。深くくわえさせ、きちんと吸着させて授乳すると、おっぱいの出もよくなりますよ。乳頭を傷つけることを予防することにもなります。

(2010年8月から掲載)