神社お参りのマナー
どこの神社に行く?
住んでいる地域を守る氏神様にお参りするのが基本です。
どうしても他の地域に希望の神社があれば出向いても構いませんが、人気のある神社はかなり混み合うことも。慣れない着物などを着た子どもには大きな負担になります。子どもの体力に無理のない範囲で計画を立てるようにしましょう。
神社で祈祷をしてもらう場合は、この時期はどうしても混み合うので、事前に予約を入れておくのがベター。
お参りのお作法
お参りの仕方は、初詣など一般的な参拝と同じです。神社の入口にある「手水舎(ちょうずや・てみずや)」で手を清め、口をすすいでから社殿に進み、お賽銭をあげます。鈴を静かに鳴らしたら、2回おじぎをし、2回手を打った後、手をあわせて子どもの健やかな成長をお願いします。最後に1回おじぎをして終了。「二礼、二拍手、一礼」と覚えておくといいでしょう。
祈祷料はいくら?包み方は?
神社に祈祷の予約をする際に、祈祷料の金額も確認しておきましょう。神社によってはHPに料金を記載している所もあります。特に規定がない場合は、3千円から1万円くらいの範囲が一般的です。
祈祷料は、紅白の水引きが蝶結びになっている祝儀袋に包みます。普通の白封筒でも構いません。表書きは「御初穂料」もしくは「御玉串料」とし、下には子どもの名前をフルネームで書きます。名前の左側に子どもの年齢を書き添える地域もあります。
神社にもよりますが、祈祷にかかる時間はだいたい10~15分くらい。付き添いの家族とともに本殿の中に入り、神様の前でお祓(はら)いをしてもらいま す。神主さんが、神様に子どもの氏名、年齢、住所などを告げ、子どもの頭上を榊(さかき)の木でお祓いして、健やかな成長をお願いします。