3歳児以上におすすめの5冊

主人公に感情移入したり、長めのお話でも落ち着いて楽しめるようになります。変化に富んだストーリー展開があるもの、想像力をかきたてるファンタジー絵本がおすすめ。また、科学やアート、詩など、幅広いジャンルの本に出会えるようにしていきましょう。

『どうぞのいす』
作:香山美子/絵:柿本幸造(ひさかたチャイルド)

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みんなに座ってもらうために「どうぞのいす」を作ったうさぎさん。最初にやってきたろばさんは、持っていたどんぐりを椅子に置いて木の下でひと休み。次に来たくまさんは、どんぐりをもらい、代わりにハチミツを置いて行ってしまいます。

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その後もいろいろな動物たちが訪れては、自分が持っていたものと交換していき・・・。うさぎさんが「誰かのため」に作った椅子が生み出す優しさの循環を描いた作品。ページをめくるたびに、椅子の上のものが次々と変わっていく様子が楽しい物語です。

『11ぴきのねことあほうどり』
作:馬場のぼる(こぐま社)

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コロッケ店を始めた11匹の猫たち。だけど、来る日も来る日も売れ残ったコロッケばかりを食べているからもううんざり。そこへ、1羽のあほうどりが現れたものだから、猫たちは「鶏の丸焼き」が食べられると大喜び。みんなで、あほうどりの兄弟が住む島まで行くことになったのですが…。

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食いしん坊な猫たちの表情や、最後までどうなるのかわからない話の展開など、楽しみどころがいっぱい!オチのあるストーリーがまるでマンガのようで、3歳くらいから小学生まで楽しめます。

『あおくんときいろちゃん』
作・絵:レオ・レオーニ/訳:藤田圭雄(至光社)

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青い絵の具の「あおくん」、黄色い絵の具の「きいろちゃん」。二人は遊んだり、くっついて「みどりちゃん」になったり…。抽象的な絵が、さまざまな想像力をかきたてる1冊。

『きつねのおきゃくさま』
作:あまんきみこ/絵:二俣英五郎(サンリード)

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森に住んでいる腹ペコのきつね。やせっぽっちのヒヨコを、太らせてから食べようと家に連れ帰ります。ところが、「ご飯を食べさてくれる親切なきつねのお兄さん」と、いつの間にか森の動物たちに慕われて・・・。最後にはホロリと涙が落ちる感動ストーリー。

『しりとりあそびえほん』
作:石津ちひろ/絵:荒井良二(のら書店)

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「のみ」から「くじら」まで、どんどん大きな動物にしていく「おおきくなるしりとり」。「ちょう」「うぐいす」「すいーとぴい」など春のものを集めた「はるのしりとり」など、テーマ別しりとり遊びが楽しめる本。お出かけのお供にしても。

(2012年3月より掲載)

「赤ちゃんと楽しむ絵本ガイド」の記事一覧

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  2. 絵本選びのポイント
  3. 上手な読み聞かせテク
  4. よくある悩み
  5. 0~1歳児におすすめの5冊
  6. 1~2歳児におすすめの5冊
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