飛行機編
持ち物
紙おむつ
5~6枚、機内に用意されている場合も。
粉ミルク
お湯は機内に用意されているので、ミルクだけ用意。
チャイルド・ベビーシート
なくても搭乗できますが、必要に応じて自分で用意を。貸し出しサービスも。
おもちゃ
絵本やおもちゃを貸してくれる場合も。
あめ・お菓子
サービス内容を確認!
飛行機を利用すると決めたら、まず航空会社のWebサイトを調べたり、電話で問い合わせて、乳幼児向けにどんなサービスがあるのか確認しましょう。
たとえば、機内の一部シートは、専用のベビーベッドを取り付けられます。チャイルドシート貸し出しサービスを行っている場合も。いずれも台数限定で、事前予約が必要です。
また、スクリーンの前のシートは、スペースが広くゆったりと動けるので、子連れ家族に融通してもらえることがあります。
国際線では粉ミルクを用意してもらえますが、国内線は持ち込みのみ(お湯は用意してもらえます)。おむつや離乳食セットを用意してくれる会社もあります。空港でのベビーカー貸し出しサービスもあります。
こういったサービスは航空会社ごとに内容がちがいますし、毎年変わっていくものですから、事前にリサーチをしておくといいでしょう。
早めの予約を入れよう
国内線の場合、生後8日~3歳未満の子どもを大人のひざの上に座らせる場合、運賃は不要(幼児搭乗券は必要)。
でも、じっとしていない子を長時間抱っこするのは大変ですし、窮屈で飲み物も落ち着いて飲めません。1歳過ぎ頃なら、子どもの座席も取ったほうがベター。乳幼児を座席に座らせる場合は、小児運賃が必要です。
また、「大人1名につき満3歳未満の子どもは、2名まで同伴可だが、子ども1人分はシートをとること」など規定があります。
以上はあくまで国内線の一例です。
国際線の場合、3歳未満で座席未使用でも大人の10%の料金がかかります。予約時と航空券購入時に子どもがいる旨を伝えて、確認しましょう。
一つの飛行機に搭乗できる乳幼児の人数は、制限されています。乳幼児の枠が埋まってしまって乗れない!ということもあるので、早めに予約を!
気圧変化には授乳やキャンディ
飛行機の離陸・着陸の前後には、気圧が変わって耳がキーンとするもの。大人なら、唾をごくんと飲んで対応できますが、赤ちゃんはできなくて耳が痛くなり、泣いてしまうことがあります。
こんなときは、母乳やミルクを飲ませたり、キャンディを舐めさせるといいでしょう。(ただし離陸・着陸態勢に入ってからは、飲食不可)
ゴックンしても直らない場合は、アテンダントに頼んで、紙コップに熱いおしぼりを入れたものを持ってきてもらいましょう。それを耳にかぶせると、気圧の変化がやわらぎ、痛みがおさまりやすくなります。
酔い止め薬を使う手も
乗り物酔いは、3~5歳頃からはじまる子が多いようです。天候条件によっては、飛行機がかなり揺れることがあるので要注意。
乗り物酔いを防ぐためには、「体を締め付けない、ゆったりした服装」、「読書やテレビゲームなど視力を使う遊びは控える」、「食べ過ぎ・空腹は避ける」「前日によく睡眠をとる」こと。
過去に乗り物酔いを経験して、子ども自身がトラウマになっているときは、酔い止め薬を使う手も。3歳から服用できる薬も市販されています。