おむつはずれ成功の7つのポイント
1.ファーストステップはおむつ交換から
おむつ交換は、赤ちゃんとママの信頼関係を育む大事な時間。赤ちゃんは、きれいなおむつに交換してもらって、気持ちいい感覚を知り、ママから「きれいにしようね」、「サッパリしたね」と笑顔で声をかけてもらうことで安心します。
この信頼関係と、気持ちいい体験が、おむつはずれにつながってゆきます。トイレトレーニングは2~3歳から始まるのではなく、赤ちゃん誕生後のおむつ交換からスタートしているんですよ。
2.行きたくなるトイレづくりを
薄暗いトイレを怖がる子どもはたくさんいます。トイレは清潔で楽しい雰囲気にして、子どもが行きたくなるような空間になるようにひと工夫を。
壁にお気に入りのキャラクターの絵を貼ったり、棚の上にかわいい飾りを置いたりすると、子どももトイレに興味がわいて行くきっかけになります。
でも、トイレは遊ぶところではないので、おもちゃや飾りは子どもの手が届かない、棚などに置いておくこともポイントです。
3.トイレ中はそばで見守る
トレーニング中の子どもがトイレやオマルに座っているときは、必ずそばに付き添い、おしっこやうんちが出た瞬間を見のがさないで。「すごいね!」、「エライ!」といっぱいほめてあげましょう。おしっこができたけど、誰も見ていなくて、声もかけてくれなかったら、子どもはうれしい気持ちを体感できず、次もがんばろうという意欲につながりません。「出たぁ!」という成功を一緒に味わうことが大切なのです。
4.おもらししてもけっして怒らない
トレーニング中のおもらしは、成功のために必要なプロセス。おもらしをしたときに、怒ったり、「失敗」などとプライドを傷つける言葉をいったりしてはいけません。「おしっこ出たね。きれいにしようか!」と普段どおりに声をかけてあげましょう。
おもらしを怒られると失敗を恐れるあまり、おしっこが出ないのに頻繁にトイレにいく子になってしまうこともありますよ。
5.誘うときはベストタイミングで
子どもが夢中になって遊んでいる時にトレイに誘うと、「いやだ~」、「行かない」と言われてしまいます。無理に連れていこうとすると、トイレ嫌いになってしまう場合も。「そろそろおしっこかな?」と思っても、様子を見守って遊びの切れ間にタイミングよく誘うと、子どもは素直に応じてくれるでしょう。
6.おもらしは「かまってサイン」かも!?
おむつは卒業したはずなのに、なぜかおもらしをするというときは、子どもからの「かまってサイン」かもしれません。おもらしをすると親は必ず手をかけてくれるので、わざとおもらしをする子もいるのです。
最近、子どもと関わる時間はどうだったかな、と思い巡らしてみてください。心当たりがあるときは、子どもと過ごす時間や抱きしめる回数を増やすしてみるといいかもしれません。
7.トイレ後の手洗いも教えよう
トイレのあとは手を洗うことも教えてあげましょう。洗い方は、ママがお手本を見せたり、子どもの手にママの手を添えて実践しながら、やり方を伝授。
最初のうちはそばについて、手だけでなく指の間もしっかりと洗っているか、ちゃんとタオルで手を拭いているかもチェックして。