障がい児のサポートがほしい
ただでさえ大変な子育て。障がいを持っている子どものお世話となると、サポートの手はどんなにあっても多すぎるということはありません。専門的な知識が必要な分野だからこそ、専門家が提供するサービスをきっちり活用して、親子ともどもハッピーになりましょう♪
障がい児地域療育センター
障がい児の子育てにおける「窓口」的な役割を果たす施設。心身になんらかの障がいや発達の問題を抱えている子どもとその家族が、早期に問題を発見し、早期療育へスムーズに移行できるよう支援してくれる。各種の医療機関や福祉機関と連携し、療育やリハビリテーションなどを行っている施設も多い。
こんなときに利用!
- 発達について不安がある
- 子どもの障がいについて相談したい
- どこに相談していいかわからない
- どのようにサポートをすべきかわからない
- どの施設・病院を訪ねればいいのかわからない
障がい児施設
障がいを持つ子どもの療育・教育機関。知的障がい、肢体不自由、重症心身障がい、盲・ろう、難聴など、障がいの内容によって、さまざまな専門家の治療と保護が受けられる。通所、入所など、障がいのレベルに応じて受け入れ体制も多様。福祉事務所、児童相談所などへ問い合わせを。
こんなときに利用!
- 障がいのある子どもを預かってほしい
- 通所・入所して専門家の療育を受けたい
- 障がい児の自立を支援してほしい
児童デイサービス
障がい児の「預かり」施設。障がいのある子どもや心身の発達に心配のある子どもを対象に、集団療育や創作活動、日常生活の訓練などを行い、すこやかな成長や発達を支援する。日中の通所が基本で、申し込みは自治体の福祉事務所、児童相談所など。利用料は行政によって決められ、世帯所得によって異なる。
こんなときに利用!
- 障がいのある子どもを預かってほしい
- 通所して専門家の療育を受けたい
日中一時支援事業
介護するママやパパが病気になったときや、リフレッシュしたいときに利用できる、一時的な入所サービス。短期間または1日の数時間、障がい児を専門施設で預かってもらえる。「児童デイサービス」が保育園のような役割を果たすのに対し、「日中一時支援事業」は一時保育のような位置づけとなる。申し込みは自治体の福祉事務所、児童相談所など。
こんなときに利用!
- 病気で子どもの面倒が見られない
- 冠婚葬祭などの外出時に子どもを預かってほしい
- リフレッシュしたい
(2014年1月から掲載)