超音波写真館:妊娠初期 1~3週
妊娠初期 1~3週:排卵~着床まで
妊娠1週は、生理が開始した日からスタート。「妊娠1週」といっても、まだ排卵も受精もしていない状態です。
この時期は、超音波で卵胞(卵巣にあり、この中に卵子が入っている)の大きさや子宮内膜の厚さから、排卵の時期を調べることができます。
卵胞の大きさが1.5~2cmほどになれば、いよいよ排卵開始!
2週目になると、成熟した卵胞が排卵した状態を超音波写真でキャッチできます。
この頃に卵子と精子が出会って受精します。受精卵の大きさは直径約0.1~0.2mmくらい。
3週目には、受精卵が着床しやすいように子宮の内膜が厚くなり、ふかふかのベッドを用意して待っています。
受精から約7~10日かけて卵管を降りてきた受精卵は、子宮内膜に着床。受精卵は、細かい根のような絨毛(じゅうもう)という組織をふやし、養分を吸収していきます。
妊娠3週末までは、子宮内の赤ちゃんをまだ超音波で確認することはできないけれど、胎嚢(たいのう)と呼ばれる袋のなかに赤ちゃんがいますよ。
(2006年9月から掲載)