屋内編:玄関
まずは玄関から、段差、ドア、下駄箱をチェック!
こんな事故が発生!
ねんね・寝返りの頃
- クーファンに入れて外に出ようとしたら、重くなってきていて片側の持ち手がはずれて、転落し、顔に傷が。
おすわり・はいはいの頃
- 寝ていると思って洗い物をしていたら、気づかないうちにはいはいで玄関へ。もう少しで落ちるところだった。
- 歩行器に乗っていて、そのまま玄関下に転落。歩行器に頭をぶつけてこぶができた。
たっち・あんよの頃
- ドアを閉めたら、子どもが蝶番(ちょうつがい・ドアと壁の間を固定する器具)に指をはさんでしまった。
これでバッチリ!安全対策
段差のある玄関にはマットを敷いて
玄関で起こりやすい事故は転落。段差のある玄関には、弾力性のあるマットを敷いておきましょう。上がり口(靴を抜いて上がる部分)の玄関マットは滑って転落する恐れがあります。
裏に滑り止めがついたマットを選んだり、ホームセンターなどで販売されている<すべり止めテープ>を貼り付けましょう。
ドアの蝶番(ちょうつがい)部分にカバーを
ホームセンターでは、合成樹脂性のドア用隙間カバーが1,000~2,000円ほどで売られています。ドアと壁の隙間に接着テープで貼り付けて使います。
最近は、指をはさまないようにデザインされた玄関ドアも販売されています。
鍵とチェーンでダブルロック
自分で歩けるようになり、手先も器用になってくる3~4歳頃は、ドアノブの鍵を自分で開けて外に出てしまう場合も!
チェーンをかけたり、鍵を高い位置につけるなどして、ダブルロックしましょう。
下駄箱の中を再点検
消臭剤やクリーナーなど、誤飲の可能性があるものを下駄箱に入れている家庭は多いもの。危ないものは、子どもの手の届かない高い位置や奥などに置きましょう。
傘立て・ベビーカーに注意
玄関に置いてあると、子どもがつかまって倒れてしまうことがあります。フックなどを利用してベビーカーを固定したり、傘たては玄関の外に置くなど、対策しましょう。
ゴルフバッグはさらに危険。物置などにしまいましょう。
玄関に通じるドアを閉める
子どもが一人ではいはいしていって、玄関口から落ちるのを予防するために、玄関に通じるドアは閉めておきましょう。
玄関の段差が大きく、玄関と部屋がドアで仕切られていない家では、ベビーゲート(柵)を取り付ける方法も。