屋内編:リビング

一家団欒のいこいの場は、安全第一で総チェック!

こんな事故が発生!

ねんね・寝返りの頃

  • まだ自分では動けないだろうと思って、ソファーに寝かせたままトイレに。戻ってきたら落ちて泣いていた。

おすわり・はいはいの頃

  • テレビのリモコンで遊んでいたら、いつのまにか電池を口に入れていた。
  • 床に置いてあったパパの鞄から、たばこを取り出して誤飲。

たっち・あんよの頃

  • ヨチヨチ歩きの子どもがバランスを崩して転倒。テレビの台の角に頭をぶつけてしまった。

これでバッチリ!安全対策

物を床やテーブルに置きっぱなしにしない

5ヵ月頃になると、赤ちゃんは何でも口に入れたがります。赤ちゃんの口径は、約4cm。それより小さいものは、飲み込んでしまったり、喉に詰まらせたりする可能性があります。

床やテーブルをよく見回して、4cm未満のものは手の届かないところに置きましょう。

誤飲が多いたばこや灰皿の置き忘れには特に注意! 

植木鉢、ゴミ箱なども手の届かない場所に。

ドアの蝶番(ちょうつがい)部分にカバーを

ホームセンターでは、合成樹脂性のドア用隙間カバーが1,000~2,000円ほどで売られています。ドアと壁の隙間に接着テープで貼り付けて使います。

最近は、指をはさまないようにデザインされた玄関ドアも販売されています。

ラグマットは使わない

ラグマットに足がひっかかってつまづいたり、滑って転んだりして、思わぬケガをすることがあります。カーペットなどが必要なときは、部屋全体にすき間なく敷きつめるタイプのものにしましょう。

どうしてもラグマットを使いたい場合は、すべり止め機能のあるマットを選んだり、ホームセンターに売っているすべり止めシートなどで、固定しましょう。

家具の角はクッション材でカバー

乳幼児は平衡感覚が発達していないため、よく転倒します。テーブルや家具の角でケガしないよう、角ばった部分は覆いましょう。ホームセンターなどには家具専用のコーナーカバーコーナークッションがあります。

また、段ボールやエアキャップ(いわゆるプチプチ)などを利用するのもいいですね。

棚や引き出しはロック

子どもが引き出しの開け方を覚えると、目を離したすきに、中身を取り出してしまうことがあります。子どもに触れられたくないものをしまってある引き出しは、開けられないようにロックしましょう。ホームセンターなどでは、後から簡単に取り付けられる引き出しロックなども販売されています。

特に、刃物や薬などは、子どもの手の届かない高い位置にしまいましょう。

コンセントの差込口は覆う

低い位置にあるコンセントは赤ちゃんの興味の的。小さな指を入れたりすると大変! 感電の恐れがあるので、差込口は市販のコンセントカバーなどで覆って。また、電気コードに足がひっかかって転倒することがあるので、コードは垂らしたり、長いままにしておかないこと。

ソファーは窓の近くに置かない

窓のそばにソファーや踏み台などを置くと、いつのまにかよじのぼって窓から身を乗り出し、「あ、危ない!」……ソファーは窓のない壁側に置きましょう。また、ソファーに寝かせておいたら下に落ちた、という事故も多いのです。赤ちゃんを寝かせたまま放置するのは絶対にやめましょう。

ドアの開閉には十分注意

室内のドアは常に閉めておきましょう。開けておく場合は、子どもが自分で開閉できないようにストッパーなどをつけて。ドアと壁のすき間に指を挟んだり、引き戸の戸袋に手を挟んだりすることがあるので、開閉時には子どもがそばにいないか十分注意を。

アイロンは子どものいない部屋で

アイロンによる火傷の事故がおこっています。子どもがいる部屋では、アイロンはかけないようにしましょう。熱が冷めるまでは高さ1m以上の、子どもの手の届かない場所に置いて。

垂れ下がったコードを子どもが引っ張って、熱いアイロンが落ちてきた、ということにならないように注意。

暖房器具を使う時は 囲いでガードを

冬は、ストーブなどの暖房器具に触れて、火傷する事故が多発します。必ず、市販のストーブガードなどを設置しましょう。オイルヒーターなどあまり熱くならないものでも、子どもがつかまったりして、倒す危険があるので起き場所を工夫しましょう。

「子どもの事故・トラブル予防対策」の記事一覧

  1. 子どもの事故は必ず起こるもの!
  2. 屋内編:玄関
  3. 屋内編:階段
  4. 屋内編:キッチン・食卓
  5. 屋内編:寝室
  6. 屋内編:窓・ベランダ
  7. 屋内編:お風呂
  8. 屋内編:トイレ・洗面所
  9. 野外編:玄関先・道路
  10. 野外編:電車・バス
  11. 野外編:車
  12. 野外編:公園
  13. 野外編:レジャー

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