野外編:電車・バス
車内でベビーカー、どうする?安全な乗り方を伝授。
こんな事故が発生!
ねんね・寝返りの頃
- ベビーカーで電車から降りる時、ホームと電車の隙間と段差があったため、バランスを崩して子どもが転落しそうになった。
おすわり・はいはいの頃
- バスの中で子どもをベビーカーに乗せていたら、急ブレーキでベビーカーが飛んでいってしまった。
たっち・あんよの頃
- バスで二人掛けシートに子どもを座らせていたら、急ブレーキで前に転げ落ちてしまった。
これでバッチリ!安全対策
駆け込み乗車は絶対にしない
電車やバスは、子ども連れで駆け込み乗車をするのは絶対にやめて。
「子どもがいたら、スムーズに進まないのが当たり前」と考えて、外出するときはアクシデントがあってもあわてなくてすむよう、時間に余裕を持って出かけましょう。乗り降りの際は、電車とホームの間に落ちたり、バスのステップを踏み外したりしないよう、足元には十分注意を。
ベビーカーはシートベルト&ストッパーを
2014年4月、国土交通省が公共交通でのベビーカー使用についてルールを策定。ベビーカーを畳むと急ブレーキの際に転倒してしまうなど危険なため、子どもをベビーカーに乗せたまま乗車できるようになりました。ベビーカーの優先スペースには「ベビーカーマーク」が表示される予定です。
ベビーカーを安全に、互いに気持ちよく利用するために、次の点に注意しましょう。
- 乗車中に子どもが転落しないよう、必ず付属のシートベルトの装着を。バス内では固定ベルトを。
- 急ブレーキの際にベビーカーが飛んでいかないよう、ストッパーをかけて、手を離さない。
- できるだけエレベーターを利用する。階段やエスカレーターを使う場合は、ベビーカーから子どもを下ろし、手をつなぐ。一人で厳しい場合は、周りの人に助けを求める。
- 周囲の人にぶつからないよう、乗降の妨げにならないよう、配慮を。
乗車中はしっかり手をとるか座席に深く座らせて
乗車中は必ずそばに付き添い、立たせる場合は手や腕をとり、座らせる時は深く腰掛けさせて。また、頭や手足を窓から出さないよう教えましょう。