治療は不妊の原因によってさまざま
いろいろな検査の結果、妊娠の妨げとなりそうな原因が見つかったら、治療を行います。
たとえば、クラミジア感染がわかったら抗生物質を処方しますし、大きな子宮筋腫が妊娠を妨げていれば手術をすることもあります。その上で、タイミング法、排卵誘発、ホルモン治療など、医学の力を借りながら、卵子と精子が自然に出会って妊娠するのを待ちます。
同じ治療を続けても妊娠しない場合、妊娠の可能性を高めるために、より高度な治療へとステップアップしていくのが一般的です。でも、自然妊娠が難しい原因があったり、年齢的に急いだほうがいい場合は、最初から体外受精をすることもあります。
治療を受けるときは、医師の説明をよく聞いて、カップルでよく話しあって進めていきましょう。
(2008年3月から掲載)