妊娠検査薬は薬局&ドラッグストアで
月経が遅れる、高温期が続く、体に変化があらわれる――もしかして、妊娠?と思ったら、最初から産婦人科を受診してもいいのです。でも、やっぱり事前に知りたい!というときは、自宅で手軽に妊娠の可能性を調べられる「妊娠検査薬」を試してみましょう。
スティック状の試薬に尿をかけて、プラス(+)の文字や線が出ると「陽性」。受精していると考えて、ほぼ間違いありません。
妊娠検査薬は薬局やドラッグストアで販売されています。価格は、メーカーやタイプ、本数によっても異なりますが、1回分400~900円前後です。
妊娠検査薬は、妊娠すると尿中に排出される「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンを検出して、妊娠しているかどうかを判定する仕組みです。
hCGホルモンは、妊娠初期に子宮内で胎盤がつくられるときに分泌されるようになります。妊娠期間中は継続して分泌され、赤ちゃんが成長しやすい環境づくりを担う黄体ホルモンなどの分泌を保つ働きをします。
(2010年10月から掲載)