検査の内容
いざ、産婦人科へ!まず、問診表に記入し、尿検査をした後、医師の診察や検査となります。初診で行われる検査内容をチェック!
問診表
書式や記入の仕方は病院により違いますが、一般的には、「受診の理由」、「現在の症状」、「最終月経開始日」、「月経周期」、「初潮年齢」、「妊娠・出産・中絶の経験」、「これまでにかかった病気」、「生活習慣(飲酒・喫煙状況ほか)」などについて記入します。 ここに記入した内容が、不用意に家族に伝えられることはありません。必ず正直に記入しましょう。
尿検査
尿中にhCGホルモンが検出されているかを調べ、妊娠しているかどうかを判定します。受付後にすぐに尿検査を行うことが多いので、病院に行く前にトイレをすませてしまうと「おしっこが出ない…」ということも! 尿検査では糖やたんぱく質が出ていないかも調べます。
内診
膣や子宮の状態を調べる大切な診察です。医師は、目で見たり、指で触れたり、膣の中に器具などを挿入して、子宮の大きさやかたさをみたり、炎症の有無など何かトラブルがないかを確認します。このとき、子宮頸がんの検査も行う病院が多いようです。
器具を挿入するときに、緊張して力が入っていると痛みを感じることもあるので、息をゆっくり吐いてリラックス!を心がけて。
超音波検査
初診では、超音波を発信する棒状の器具(プローブ)を膣内に挿入して、超音波検査を行います。胎嚢が子宮内にあるか、心拍が確認できるかなどを調べて、正常な妊娠かどうかを判断します。超音波検査は、子宮が小さいときは膣にプローブを入れる方法で行いますが、妊娠12週ごろからはおなかにプローブを当てて診る方法に変わります。
体重・血圧測定
体重の増え方と血圧の推移は、妊娠中に起こりやすい病気を早期に発見・予防するためのバロメーターとなります。
血液検査
お母さんと赤ちゃんに影響する病気や体質がないかを検査します。血液型のほか、貧血、梅毒血清、HIV抗体、風疹抗体、肝炎の有無などを調べます。病院により検査項目が異なります。