症状は人それぞれ
つわりは妊娠したほとんどの人が経験します。
症状や期間は本当に人それぞれですが、胃がむかむかして吐き気がする、何かを口に入れていないと気持ちが悪い、決まったものしか食べられない・・・といったように、主に消化器系の症状が出ます。そのため、食事がうまく取れず、妊娠前より体重が落ちた!なんていう人もたくさんいます。
早い人だと妊娠4週目くらいから始まり、ピークは8週~13週ごろ。胎盤が完成する15週目に入るころにはだいたい落ち着いてきます。
不快な症状を感じる程度や期間は個人差があって、「つわりがまったくない!」という人がいるかと思えば、逆に「もう何ヵ月も気持ちが悪い…」なんていう人も。
まれに、「臨月までずっと気持ちが悪かった」という人がいますが、妊娠後期の気持ち悪さはつわりじゃありません。大きくなった子宮が胃を圧迫するために食欲が落ちたり、気分が悪くなったりするのです。
食べ物の好みがガラリと変わるのもよくあること。大好きなものが急に食べられなくなったり、今まであまり好きじゃなかったものが無性に食べたくなったり・・・。ママが思春期のころによく食べていたものが食べたくなる、という面白い説もあります。そういえば最近はファーストフードなどのジャンクフードを食べたくなる人も多いのですが、過去によく食べていたのかもしれませんね。
また、つわりのときによく食べたものが、子どもの大好物になるという説も。トマトばかり食べていた人の子どもがトマト好きだったり、なぜか塩ラーメンばかり無性に食べたかったという人の子どもの大好物が塩ラーメンになったり・・・。実際に聞いてみると当たっていることが多くて驚きます。もしかしたらおなかにいる時から、「これが食べたい!」というメッセージを送っていた!?なんて想像しちゃいますね。