広汎性発達障害とは【発達障害の用語解説】

概要

<自閉症>、<アスペルガー障害>、<特定不能の広汎性発達障害> という3つの障害をすべてまとめて 「広汎性発達障害」 といいます。

つまり、自閉症の症状をもつ病気のもっとも広いカテゴリーが広汎性発達障害です。

また、自閉症の3つの特性
1.言葉の発達の遅れ
2.コミュニケーションの障害
3.特定・独特の反復的な興味
のうち、すべての基準を少しずつ満たすけれど、自閉症とも、アスペルガー障害でも言いがたい場合は 「特定不能の広汎性発達障害」と言います。

発症年齢や原因、治療は自閉症、アスペルガー障害と同じです。

(2009年10月から掲載)