赤ちゃんがおこすアレルギー:アレルギー性鼻炎
症状
鼻の粘膜が炎症をおこし、発作的なくしゃみと水のような鼻汁が出たり、鼻づまりをおこしたりします。かぜと違うのは“熱”や“せき”といった症状がないことです。
アレルゲン
ハウスダスト、ダニ、カビ、ペットの毛、花粉など
治療方法
まずはアレルゲンを取り除くこと。症状がひどい場合は抗ヒスタミン剤やステロイド入り点鼻薬で治療します。
お世話ポイント
鼻づまりがひどくて息苦しそうなときは、綿棒などでやさしく取り除いてあげましょう。また、ふだんから掃除をこまめにして、アレルゲンとなるハウスダストなどを除去。室内の空気を清潔に保つよう空気清浄機を使うのもいいでしょう。
花粉の季節は外出を控えたりマスクをさせて。外から帰ってきたら、おうちに入る前に衣類についた花粉をよくはたいて落としましょう。手や顔は水洗いし、うがいができる子はお口やのどもすすぎましょう。花粉の飛びやすい日の布団干しは控えて。
“たかが鼻炎”とあなどっていると、大人になってから重症化することもあるので、子どものころからしっかり治療、ケアしていきましょう。