赤ちゃんがおこすアレルギー:じんましん
症状
赤く盛り上がった発疹が皮膚に突然あらわれます。湿疹が出ている部分と出ていない部分の境界線がはっきりとしているのが特徴です。体中のどこにでも出る可能性があり、どんどん広がっていくことも。多くはかゆみを伴い、数時間で消えることもありますが、出たり消えたりを繰りかえしながら、数日続くこともあります。
アレルゲン
食べ物がアレルゲンになることが多く、おもに卵、牛乳、えび、かに、たけのこ、セロリ、さば、そばなどが原因になります。ただし、体調や精神的ストレスなど、その時々の体の状態も影響するためアレルゲンの特定がむずかしいことも。
治療方法
かゆみ止めの抗ヒスタミン剤の服用と外用薬の使用。原因となるアレルゲンをつきとめ、それを食べないようにすることも重要。
お世話ポイント
アレルギーが心配な食材は、食べさせる時期を遅めに。また、どんな食材でも初めて食べるときは、スプーン1杯から始めて、様子を見ながら徐々に増やしていきます。症状が出た時にすぐ診察が受けられるように、早い時間帯に試してみるのがおすすめです。また、食事日誌などをつけて、赤ちゃんの微妙な変化を見逃さないようにしましょう。
じんましんができているときは、体をあたためるとひどくなるので入浴はひかえましょう。シャワー程度ならOK。