皮膚カンジダ

読み方

ひふかんじだ

症状

カンジダ菌（かびの一種）が皮膚に感染し、炎症を起こす病気。ムレて汚れやすいおむつの部分に発症する。

ブツブツとした赤い湿疹ができる点では、おむつかぶれやあせもと症状が似ているが、皮膚カンジダは皮膚のシワの奥まで赤い発疹ができるのが特徴。

膿を持ったブツブツが見られることも。おむつかぶれの薬を塗っても治らないようなら、皮膚カンジダを疑う。

処置の方法

おむつかぶれの薬でも治らない時はカンジダが疑われる。カンジダに対する処置は、おむつ交換のたびに抗真菌剤の軟膏を塗り、患部を清潔に保つこと。

ステロイド剤入りの軟膏だと悪化するので、小児科や皮膚科を受診して適切な薬をもらう。カンジダ菌は温かくて湿っているところに繁殖しやすいので、ムレないようにすることも大事。