憤怒けいれん(泣き入りひきつけ)
読み方
ふんぬけいれん(なきいりひきつけ)
症状
急に激しく泣き出した後、一瞬呼吸が止まって顔色が紫になる。体をかたくこわばらせてけいれんをおこす。しばらくすると大きく息を吐いて普通の状態に戻る。
生後6ヵ月から3歳くらいまでの乳児が、自分の思い通りにならなかったり、不快感や痛みを感じたとき、未熟な脳が敏感に反応するためにおこる。
処置の方法
けいれんをおこしたら、衣服をゆるめ、赤ちゃんの背中をなでたりたたいたりして、まずは早く呼吸させるようにする。
すぐに普通の状態に戻れば問題ないが、発作が5分以上続いたり、体半分が強くけいれんしているときは、すぐに病院に連れていくか救急車を呼ぶ。
成長とともに自然に治っていくが、何度も繰り返す場合は、他の病気が関係していることもあるので、一度専門医に見てもらっておくとよい。