トイレに興味を持たせる
トイレトレーニングは、早く始めればよい、というものではありません。〈自分でおしっこを出す感覚がわかる〉、〈尿道の筋肉をコントロールして尿意をガマンできる〉など、排尿機能が十分に成長してからでなければ、できないものなのです。次の3つのサインが見られてからスタートすると、比較的スムーズです。
- おしっこをする間隔が2時間以上あく
- 一人で歩いて、トイレやオマルに座ることができる
- おしっこが出そう、出たという感覚がわかり、言葉やしぐさで伝えられる
子どもによって発達のペースが違うので、個人差はありますが、2歳半頃になるとこのサインをクリアできる子が多いようです。2歳になったら、子どもの様子を見守って、トイレトレーニングのタイミングを見計らうといいですね。
また、小さな子どもにとって、薄暗いトイレは怖く感じるもの。大好きなキャラクターでトイレを飾ったり、トイレに関する絵本を読み聞かせたりして、子どもが興味を持つような雰囲気づくりをしましょう。