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事故に気をつける

運動能力が活発になるとともに、冒険心も芽生えてくるので、子どもの事故には注意が必要です。ベランダにおいてあった台に上って転倒したり、お風呂で足を滑らせて溺れてしまったり…という事故がよく起きています。

また、手先が器用になるので、ライターをつけたり、ガスコンロの栓をひねるなどのトラブルも。

とはいえ、毎日の生活の中で「あれもダメ、これもダメ」と言い過ぎると、子どもは本当に危険なこととの区別がつかなくなり、好奇心の芽もつぶしてしまいます。

まずは、子どもが安全に遊べるように家の中をあらためて点検して環境を整え、自由に遊べる土壌を作ってあげて。触ってはいけないもの、危険なものは、最初からしまっておきましょう。その上で、危険なことをしたときには「絶対にダメ」と厳しく言って聞かせます。

屋外では、交通事故や迷子にも要注意。子どもは何か面白そうなものが目に入ると、周りも見ずに走り出してしまいます。買い物中やお散歩の途中、公園で遊んでいるときなども、方時も目を離さないでいましょう。家の周辺に川や用水路、線路などがある場合は、一人では絶対に近づかないように教えます。