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ごっこ遊びは学びの時間

子どもが大好きなごっこ遊び。ぬいぐるみに布をかけて寝かせたかと思えば、「朝だよ!」と起こしてご飯を食べさせるまねをしたり、砂場で器に石を入れて棒でかきまぜたあと、葉っぱにのせて「ドウゾ」と差し出したり、とても楽しそうですね。

これは、自分が体験したことを、時間に沿って再現し、物や言葉の関係性を確認していく大事な遊びです。「夜は布をかけて寝て、朝になったら起きてご飯を食べる」と一連の動作が関連づけて捉えていることがわかりますね。

場所や物、自分や他人に、ある役割を与えて遊べるというのは、認知能力が発達したことも意味しています。自分のイメージの世界が広がるとともに、言葉の能力も発達していくのです。お店屋さんごっこやお母さんごっこなど、子どもの遊び相手になってあげましょう。