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食事のマナーを教える

2歳児なら、食事中に食べ物で遊んでしまったり、姿勢を崩してご飯を食べてしまうこともありますよね。でも、3歳頃からは、両親がお手本になって、少しずつ食事のマナーを教えてあげましょう。

まず、きちんと座って正しい姿勢で食卓につくことを教えます。テーブルと椅子の高さがこどもに合っていないと正しい姿勢で食べることは難しいので、サイズを確認してあげて。

食事の途中で立ち歩いたり、口をあけたままクチャクチャと噛んだり、ズルズルと音を立ててスープを飲んだりすることが、恥ずかしいことだということも、少しずつ教えていきます。「そういうことをするのは小さな赤ちゃんで、カッコイイお兄ちゃんやお姉ちゃんはこうやって食べるんだよ」などと言うとわかりやすいかもしれませんね。

途中で席を立ったら、食事は終わりにします。遊び食べやダラダラ食べはさせないようにして、食事は20分くらいで終えるようにしましょう。また、テレビを見たり、新聞を読んだりしながら食べないように、大人自身が気をつけたいもの。

とはいえ、小さな子どもにとって、食事のマナーを覚えるのは難しいことです。教えてもすぐにできるようにはなりません。そんなとき、ガミガミ言い過ぎるのは、せっかくの楽しい食事の雰囲気が損なわれてしまうので禁物。親が正しい見本を見せて、気長に毎日言い聞かせていけば、必ずできるようになりますよ。