交通ルールを教える

一緒におでかけするときを利用して、交通ルールを教えましょう。道路を渡るときは、横断歩道のあるところで青信号になってから渡ります。青信号で渡るときも、右折・左折してくる車があるので、左右を確認し、手をあげて渡ります。道路では、必ず歩道やガードレールの内側を歩くように。信号の色の意味も教えてあげましょう。

家の近所や幼稚園までの道のりで、危ない場所があるときは「この曲がり角は車がいきなりビューっと出てくるから、一回ここで立ち止まろうね」と、普段から教え込みましょう。

大人の場合、信号が赤でも全く車が通っていないようなときは信号を無視してしまうこともあるかもしれません。でも、子どもの前では絶対にやめましょう。大人は周りの状況から判断して「今なら大丈夫」と考えることができますが、子どもにはとっさの判断はできません。「前おでかけしたときにママがやっていたから、自分も大丈夫」と思って、赤なのに渡ってしまうようなことがないように、いつも親がいいお手本でいてください。

三輪車や自転車の練習をするときは、広い公園に行きましょう。道路でやるときは、危なくないように、親の注意が必要です。必ず、車が通らない道路で、「この電信柱からポストまでね」と範囲を限定して練習させるようにします。自転車に乗れるようになったら、公園や町で乗るときのルールも教えましょう。