はさみや包丁の使い方を教える
「危険なものを使ってはダメ」というのではなく、安全な扱い方を教えて、親の目の届くところで使わせます。はさみはしまう場所を決めて、いつもそこに置いておきます。持つときは刃の部分を上に向けないこと、人に渡すときは刃の部分を相手に向けないことも教えます。
包丁を使うときは、刃の部分にはふれないように注意。まな板の上においた食べ物は、軽く握ったゲンコツの爪の部分で押さえて切ると安全です。トンカチや釘、のこぎりなど、大工道具も機会があれば使わせるといいと思います。
本物の包丁や大工道具を渡された子どもは、一人前に扱ってもらったうれしさで目が輝いてきます。手先を使った真剣な作業は、集中力を養い、脳を発達させます。
また、ビニールを顔にかぶったり、首にひもを巻いたり、石を投げたりなど、遊び方を間違うと危ないものも教えておきましょう。