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橋本病(甲状腺機能低下症)

読み方

はしもとびょう(こうじょうせんきのうていかしょう)

症状の説明

甲状腺は、のどぼとけの下にあり、体の代謝などを司る「甲状腺ホルモン」を分泌している。

橋本病は、甲状腺ホルモンの分泌量が減少する病気。

自己抗体が甲状腺を攻撃してしまうために、甲状腺の機能が低下するのだが、その原因はよくわかっていない。

40~50代に多い病気で、新陳代謝の低下により、疲れや手足の冷え、低体温、皮膚の乾燥、むくみなどの症状がみられる。

また、月経不順や月経過多などの症状が現れることも。

橋本病は、甲状腺が硬く腫れてくることで発見されることが多いが、甲状腺の機能低下を伴わない場合は、特に治療を必要としないこともある。

甲状腺の機能低下がある場合は、不足している甲状腺ホルモンを服用して補う。

甲状腺ホルモンが少ない状態で妊娠すると、流早産の危険性があるので、妊娠前から薬を服用して値を安定させる等のコントロールを行う。

橋本病の患者が妊娠した場合、橋本病の治療治療を同時並行でおこなうことは可能である。

(2009年10月から掲載)

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