卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
読み方
らんそうかじょうしげきしょうこうぐん
症状の説明
卵巣が過剰な刺激を受けて腫れる病気。
お腹の張りや腹痛、腰痛などの症状がみられる。
症状が進むと、卵巣から周囲へ水分がしみだし、腹水や胸水がたまる。重症になると、入院しての治療が必要となる。
不妊治療で排卵誘発剤などを使用した場合に副作用として発症することが多い。
特に、排卵誘発剤の「hMG製剤」注射は、排卵させる効果は高いが、卵巣を強く刺激するので「卵巣過剰刺激症候群」になりやすいため、注意が必要。
(2009年10月から掲載)