B型肝炎
読み方
びーがたかんえん
症状の説明
B型肝炎ウイルスによる肝炎。主に感染者の血液の体内への侵入などで感染する。
また母親がウィルスを保有していると、出産時に子どもに感染する。
感染すると8~12週間後くらいに、黄疸や食欲不振、吐き気、だるさなどの急性肝炎の症状が現れる。
多くは入院して治療、栄養補給をすることで完治するが、まれに劇症肝炎で死亡したり、ウイルス感染が持続して保菌者(キャリア)となり、慢性肝炎、肝硬変や肝臓がんに進行することがある。
パートナーがキャリアの場合は、ワクチンを接種することで感染を防げる。
また、母子感染は、出生後免疫グロブリンとワクチンを接種することで感染を防げるようになってきている。子どもには、出生後にワクチンを接種する。
(2009年10月から掲載)