hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
読み方
えいちしーじー(ひとじゅうもうせいごなどとろぴん)
意味
妊娠後、胎盤のもとになる絨毛という組織から分泌される妊娠初期特有のホルモン。卵巣を刺激して生理をストップさせ、妊娠を維持できるように働きかける。
受精後、1~2週間たった妊娠3週末から分泌量が急上昇し、妊娠8~10週頃でピークに。一説によると、このホルモンの急激な変化が、つわりを引き起こす原因とされる。
非妊娠時には分泌されないホルモンであるため、市販の妊娠検査薬は、尿の中に含まれるhCGの反応により陽性か陰性かを判断する。