1. 大百科
  2. 妊娠・育児用語辞典
  3. は行
  4. 汎発性血管内凝固症候群(DIC)

汎発性血管内凝固症候群(DIC)

読み方

はんぱつせいけっかんないぎょうこしょうこうぐん(でぃーあいしー)

意味

基礎疾患や手術が引き金となって、血管内で血液凝固が進行する病気。全身の血管内にたくさんの小さな血栓ができ、そこに凝固因子が集中してしまうため、血液が固まらずに出血し始める。

常位胎盤早期剥離、前置胎盤、妊娠高血圧症候群、弛緩出血などで大量出血した時や、重症の妊娠中毒症、子宮内胎児死亡などが起こった場合に発症しやすく、呼吸困難やショック、腎不全を起こしたり、全身の臓器が障害を受けて、時には死に至ることもある。

汎発性血管内凝固症候群の場合は、輸液や輸血で母体の状態を管理しながら、すみやかに帝王切開に切り替えて治療する。

「は行」の記事一覧

  1. 梅毒
  2. 破水
  3. 汎発性血管内凝固症候群(DIC)
  4. 微弱陣痛
  5. 貧血
  6. 頻尿
  7. 風疹
  8. 浮腫
  9. プロゲステロン(黄体ホルモン)
  10. 分娩監視装置
  11. 分娩停止
  12. 便秘
  13. 扁平乳頭
  14. 胞状奇胎

分からないことを先輩ママに相談しよう

おしえて!ママニティ Q&A

おしえてママ二ティは、ママニティ内のQ&Aコミュニティ!
悩みを相談したら先輩ママ達が答えてくれるかも?

相談してみる

『おしえて!ママニティ』にアクセスします