風疹
読み方
ふうしん
意味
別名「三日ばしか」。風疹はせきやくしゃみなどで飛沫感染する。全身に赤い小さな発疹が出て、のどの痛み、結膜の充血、リンパ説のはれや痛みといった症状が出る。
妊娠初期に感染すると、赤ちゃんが白内障や難聴、心臓奇形など「先天性胎児風疹症候群」の障害を持って生まれる可能性が高くなる。妊娠早期の感染ほど危険性が高いが、20週を過ぎていれば奇形など障害の可能性は減る。
妊娠初期に行う風疹抗体価検査で免疫がないと判明した場合は、妊娠5ヵ月頃までは人ごみを避け、外出も控えるなど感染予防を心がける。
妊娠前に検査を受けて抗体がなかった場合は、ワクチンを接種し、以後2ヵ月間は妊娠しないよう避妊する必要がある。