子宮奇形

読み方

しきゅうきけい

意味

子宮の形に異常があること。私生活を営む上で問題はないが、妊娠時には正常よりも子宮の内腔が狭いために流産や早産、習慣流産になりやすい。

子宮内での赤ちゃんの向きや発育にも影響し、微弱陣痛や逆子など、帝王切開になる可能性も高い。ただし、変形の度合いや子宮の発育の状態によっては自然分娩も可能。

子宮奇形の形状は、子宮底部が途中で分かれてハート形をしている「双角子宮」、子宮や子宮頸管が左右二つに完全に分かれている「重複子宮」などさまざまあり、先天的なものであるため個人差も大きい。

子宮奇形の場合、お腹の張りを感じたら安静にして、出血した場合などはすぐに受診し、医者の指示を受ける。