子宮筋腫

読み方

しきゅうきんしゅ

意味

子宮の中にできるこぶ状の腫瘍のこと。筋腫の存在自体は問題ないが、その大きさとできている位置により、妊娠や出産に影響することも。

影響の全くないケース、流早産や逆子のリスクが高いケースまでいろいろある。子宮の出口にできた筋腫の場合は、大きいと赤ちゃんの頭がつかえて分娩を妨げるため、帝王切開になることが多い。

そのほか、出産時に微弱陣痛の原因となり、大出血を招くことも。筋腫は超音波検査で発見でき、自覚症状はあまりないが、まれに妊娠の影響で子宮が痛むこともあるので、その際は薬を処方をしてもらう。

筋腫のある妊婦は、貧血を防ぐために鉄分を多く摂るよう心がけ、心配し過ぎず安静に過ごすことが大切。