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大賞
こども商品券 2万円分娘まで じぃじの財布 当てにする
いたる&ともこ審査員フィフィさんから一言
「親子3代のほのぼの感が伝わるハッピー川柳!」
子どもって「パパやママはダメでも、じぃじやばぁばならOK!」って、よ〜くわかっていて、上手におねだりしますよね。じぃじ、ばぁばも、あてにされているとわかっていても、孫のためなら喜んでお金を出しちゃう!そんな親子3代にわたる、ほのぼのとした幸福感があふれていて、大賞に選びました。
こんな風に、お金が若い世代に回っていけば、日本経済もうるおってみんながハッピーに!おじいちゃん、おばちゃんは孫にどんどんお金を使って! -
優秀賞
こども商品券 1万円分遊園地 わざわざ出かけて DSか
たかもんど受賞者のコメント
ありがとうございます。大人でもスマホ画面を見つめている方が多いですね。
審査員フィフィさんから一言
「今どき感たっぷり!子育て現役世代は絶対共感できるはず」
応募作品の中で、もっとも今の時代を反映しているな〜と思ったのがこの川柳!今の子どもたちは、どこに行くにもゲーム機を持っていって、そっちに夢中になっていますからね。私もすごく共感しました。
遊園地でも、レストランでも、温泉旅行に行ってもピコピコピコ・・・。せっかく子どもを喜ばせようと、親子で楽しもうと、頑張って出かけてきたのにー!という、パパ、ママたちの嘆きの声が聞こえてきそう・・・。 -
審査員特別賞
こども商品券 5,000円分我が息子 動物園で 「パパのニオイ!」
清詩薫受賞者のコメント
口臭、体臭、加齢臭…お父さんは百臭の王だ!
審査員フィフィさんから一言
「これぞ川柳!毒気たっぷりの中にせつなさも・・・」
ほのぼのとした作品が多かった中で、ひときわ毒気が際立っていたのがこの作品!とっても面白いけれど、子どもにこんなこと言われちゃうパパって、なんだかすごくかわいそう・・・という同情の気持ちも込めて特別賞を。
普段言えないことや、批判や皮肉なんかを、面白おかしく表現するのが川柳ですから、いちばん川柳らしい作品かも。・・・なんて考えていたら、これって本当は息子が言ったんじゃなくて、ママの気持ちそのものなんじゃないの!?・・・と深読みしてみたり(笑) -
佳作
こども商品券 3,000円分パパ本音 連休疲れの 休みくれ
daichanZ!審査員フィフィさんから一言
今回のテーマ、“ゴールデンウィークのおでかけ”にぴったりの作品。連休より、パパは会社で仕事していた方が楽だったりして!?家族サービスに奔走したパパたち、本当にお疲れ様でした。
電池切れ 急に重たく 成る我が子
をじさん審査員フィフィさんから一言
“電池切れ”という言葉のチョイスがGood!お出かけの帰り道に、疲れてぐったりしたイメージがよく表れています。私も、ズッシリ重い息子をおぶって、電車に乗って帰ったときの記憶がよみがえりました。
妻からの 愚痴は子供が 伝書鳩
清詩薫審査員フィフィさんから一言
言いにくいことは、子どもを通して・・・、っていう夫婦、意外に多いのではないでしょうか?夫婦の微妙な関係をうまく表現していて、印象に残る作品ですね。
お菓子屋と おもちゃ屋のない 道選ぶ
skylove827審査員フィフィさんから一言
この気持ち、すごくよくわかります(笑)。行楽地とか、子ども向けのイベントなんかでも、うまい具合に帰り道でお土産を売ってるんですよね。これをどう避けるか?がママの腕の見せ所!?
子が迷子 探すうちに 親迷子
れいぽん審査員フィフィさんから一言
お出かけといえば、迷子ネタはテッパン。子どもとはぐれて焦りまくるママの気持ちがよく伝わってきます。今年のGWも、きっといろいろな迷子エピソードが生まれたはず・・・。
フィフィさんからのメッセージ
「川柳で子育てのストレス発散!日本語力も磨いて」
サラリーマン川柳や、女子会川柳、シルバー川柳などなど、今ってすごい川柳ブームですよね。社会への不満や怒り、人間関係の悩みや不安などを、ユーモアあふれる川柳にすることで心がふっとやわらぐ、癒される・・・。川柳ってそんなパワーがあるのではないでしょうか?だから、悩み多い子育てママたちも、日ごろの愚痴や不満をどんどん川柳にして、ストレスを発散させちゃいましょう!
それに、川柳や俳句って、限られた文字数の中で表現する究極の日本の文学。実は、私も子どものころに俳句を習っていて、その素晴らしさを実感しました。今の子どもたちにも、そんなコトバ遊びのおもしろさをぜひ伝えたていきたいもの・・・。親子で川柳や俳句に挑戦して、どんどん日本語の表現力を鍛えてみてはいかが?
受賞者のコメント
この度は大賞に選んで頂き、ありがとうございました。 子どもというのは、本当に親の背中を見ています。 気付かないうちに親の姿を真似していて、 恥ずかしい思いをしたときのことを句にしました。 子どもの姿を見ながら、自分も成長していきたいと思います。