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お題「子どもとお出かけ」

結果発表!

全国のママ、パパ、じぃじ、ばぁばから集まった川柳は450作品!思わず「あるある〜」と共感できるエピソードがいっぱい集まりました。
それでは審査員フィフィさんが選んだ各部門の入賞作品を発表いたします!

  1. 大賞

    こども商品券 2万円分

    娘まで じぃじの財布 当てにする

    いたる&ともこ

    受賞者のコメント

    この度は大賞に選んで頂き、ありがとうございました。 子どもというのは、本当に親の背中を見ています。 気付かないうちに親の姿を真似していて、 恥ずかしい思いをしたときのことを句にしました。 子どもの姿を見ながら、自分も成長していきたいと思います。

    審査員フィフィさんから一言

    「親子3代のほのぼの感が伝わるハッピー川柳!」

    子どもって「パパやママはダメでも、じぃじやばぁばならOK!」って、よ〜くわかっていて、上手におねだりしますよね。じぃじ、ばぁばも、あてにされているとわかっていても、孫のためなら喜んでお金を出しちゃう!そんな親子3代にわたる、ほのぼのとした幸福感があふれていて、大賞に選びました。
    こんな風に、お金が若い世代に回っていけば、日本経済もうるおってみんながハッピーに!おじいちゃん、おばちゃんは孫にどんどんお金を使って!

  2. 優秀賞

    こども商品券 1万円分

    遊園地 わざわざ出かけて DSか

    たかもんど

    受賞者のコメント

    ありがとうございます。大人でもスマホ画面を見つめている方が多いですね。

    審査員フィフィさんから一言

    「今どき感たっぷり!子育て現役世代は絶対共感できるはず」

    応募作品の中で、もっとも今の時代を反映しているな〜と思ったのがこの川柳!今の子どもたちは、どこに行くにもゲーム機を持っていって、そっちに夢中になっていますからね。私もすごく共感しました。
    遊園地でも、レストランでも、温泉旅行に行ってもピコピコピコ・・・。せっかく子どもを喜ばせようと、親子で楽しもうと、頑張って出かけてきたのにー!という、パパ、ママたちの嘆きの声が聞こえてきそう・・・。

  3. 審査員特別賞

    こども商品券 5,000円分

    我が息子 動物園で 「パパのニオイ!」

    清詩薫

    受賞者のコメント

    口臭、体臭、加齢臭…お父さんは百臭の王だ!

    審査員フィフィさんから一言

    「これぞ川柳!毒気たっぷりの中にせつなさも・・・」

    ほのぼのとした作品が多かった中で、ひときわ毒気が際立っていたのがこの作品!とっても面白いけれど、子どもにこんなこと言われちゃうパパって、なんだかすごくかわいそう・・・という同情の気持ちも込めて特別賞を。
    普段言えないことや、批判や皮肉なんかを、面白おかしく表現するのが川柳ですから、いちばん川柳らしい作品かも。・・・なんて考えていたら、これって本当は息子が言ったんじゃなくて、ママの気持ちそのものなんじゃないの!?・・・と深読みしてみたり(笑)

  4. 佳作

    こども商品券 3,000円分

    パパ本音 連休疲れの 休みくれ

    daichanZ!

    審査員フィフィさんから一言

    今回のテーマ、“ゴールデンウィークのおでかけ”にぴったりの作品。連休より、パパは会社で仕事していた方が楽だったりして!?家族サービスに奔走したパパたち、本当にお疲れ様でした。

    電池切れ 急に重たく 成る我が子

    をじさん

    審査員フィフィさんから一言

    “電池切れ”という言葉のチョイスがGood!お出かけの帰り道に、疲れてぐったりしたイメージがよく表れています。私も、ズッシリ重い息子をおぶって、電車に乗って帰ったときの記憶がよみがえりました。

    妻からの 愚痴は子供が 伝書鳩

    清詩薫

    審査員フィフィさんから一言

    言いにくいことは、子どもを通して・・・、っていう夫婦、意外に多いのではないでしょうか?夫婦の微妙な関係をうまく表現していて、印象に残る作品ですね。

    お菓子屋と おもちゃ屋のない 道選ぶ

    skylove827

    審査員フィフィさんから一言

    この気持ち、すごくよくわかります(笑)。行楽地とか、子ども向けのイベントなんかでも、うまい具合に帰り道でお土産を売ってるんですよね。これをどう避けるか?がママの腕の見せ所!?

    子が迷子 探すうちに 親迷子

    れいぽん

    審査員フィフィさんから一言

    お出かけといえば、迷子ネタはテッパン。子どもとはぐれて焦りまくるママの気持ちがよく伝わってきます。今年のGWも、きっといろいろな迷子エピソードが生まれたはず・・・。

フィフィさんからのメッセージ

「川柳で子育てのストレス発散!日本語力も磨いて」

サラリーマン川柳や、女子会川柳、シルバー川柳などなど、今ってすごい川柳ブームですよね。社会への不満や怒り、人間関係の悩みや不安などを、ユーモアあふれる川柳にすることで心がふっとやわらぐ、癒される・・・。川柳ってそんなパワーがあるのではないでしょうか?だから、悩み多い子育てママたちも、日ごろの愚痴や不満をどんどん川柳にして、ストレスを発散させちゃいましょう!
それに、川柳や俳句って、限られた文字数の中で表現する究極の日本の文学。実は、私も子どものころに俳句を習っていて、その素晴らしさを実感しました。今の子どもたちにも、そんなコトバ遊びのおもしろさをぜひ伝えたていきたいもの・・・。親子で川柳や俳句に挑戦して、どんどん日本語の表現力を鍛えてみてはいかが?