毎日おしえて!

【こどものケア】、【育児】、【病気・事故】、【悩み】

Q 5歳の息子が短舌症(たんぜつしょう)と診断されました。どんな症状でしょうか?

先日、歯科検診で5歳の男の子ですが 短舌症といわれたんですがどんな症状ですか?
舌小帯(ぜつしょうたい)は、舌の下にあって、舌と下あごとつなげている紐のようなひだのこと。短舌症(たんぜつしょう)は、この舌小帯が短い状態のことをいいます。「舌小帯短縮症」ともいいます。

ひと昔前までは、短舌症の場合、うまくおっぱいが飲めず、舌足らずになるといわれ、乳幼児期に舌小帯を切除する手術を行うこともありました。でも、いまは、耳鼻科医、口腔外科医、小児科医などの判断で、程度や症状に応じて必要なときだけ切除などの対応が行われているようです。切除が必要なケースは、かなり少ないそうです。

赤ちゃんのときはミルクやおっぱいを飲み、元気に5歳まで成長してきたのですから、心配しなくても大丈夫だと思いますよ。言葉の発音などで気になる症状がある場合は、耳鼻科医あるいは口腔外科医、小児科医に相談してみてくださいね。(2011/1/15)

公開日:2015/10/12